【クリエ】
「うっま……!」

【エマ】
「美味しい!」

リンゴの甘さとタルトの香ばしさが、
口の中いっぱいに広がる。

後からリンゴの下に隠れていた様々な具材が
顔を出して絶妙な味わいになっていく。

【クリエ】
「このクレームダマンド、最っ高だな!」

【エマ】
「レーズンの甘さと触感も……」

【クリエ】
「分かる! いい仕事してるよな!」

【クリエ】
「パイのサクサク感も最高だし、
なんつーか、これは……」

【クリエ】
「ホントのホントに、最高だ!!」

クリエさんは無邪気な笑みを浮かべた。

それははじめて見た、笑顔だった。